二面接着と三面接着
皆さんこんにちは!
本日はシーリングのお話です。
近年、日本の住宅の外壁の80%は窯業系サイディングボードが採用されています。そのサイディングボードの継ぎ目を目地と言いますが、目地には例外を除き、ほぼシーリングというゴム状のものが充填されています。
シーリングの役割
・目地からの雨水などの侵入を防ぐ
・寒暖差によって生じる外壁材の膨張・収縮に対応する
・振動や建物の動きによる衝撃の吸収
このように、シーリング材はとても重要な役割を担っております。
このシーリング材なんですが、屋根や外壁の塗装と同じく紫外線や経年により劣化してしまいます。ですので、外壁塗装をされる際にシーリングも交換するのが一般的です。
そこで本日は、シーリング材の選定も非常に大切なのですが、シーリング工事の際に施工するボンドブレーカーについてご説明いたします。
ボンドブレーカーとは、画像の目地の底部分に青く見えるものです。これはシーリング工事の際に、三面接着を回避し二面接着とする為の絶縁テープになります。
一般的に戸建て住宅の目地はワーキングジョイントと呼ばれ、動きのある目地とされています。
そしてその目地の動きについていけないとシーリングは剥離してしまいます。
シーリングというのは2方向に引っ張られたり、緩められたりするのには強いです。
しかし、3面接着になっていて1方向が動かないとシーリングは切れやすくなります。
ですので、ワーキングジョイントには2面接着とされています。
※二面接着とは・・・
目地の両側面に接着させ、目地底をボンドブレーカーなどにより絶縁させるこ
と。
外壁塗装もそうですがシーリングもちゃんと施工しないと長持ちしないということですね!!
ではまた!
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